大型の焙煎機が仲間入り
2023年7月、KURIHARA COFFEE ROASTERSの店内に新たに大型の焙煎機が仲間入りしました。
オープン当時は飲食スペースだった店内に、どっしりと鎮座するこの焙煎機では5キロの豆の焙煎が可能だそう。
一般のお客様への販売はもちろんのこと、全国の飲食店にもコーヒー豆の卸販売を行っているKURIHARA COFFEE ROASTERSにとって、心強い仲間になるであろうこちらの焙煎機。
店内には新しい焙煎機用の煙突の穴もあき、ここから漂ってくる香ばしい香りを想像するだけで、うっとりしてしまいそう。
今後は、自家焙煎コーヒー豆の販売店として、コーヒー豆の販売とテイクアウトでいただけるコーヒーのお店として展開していきます。
店名の変更に伴い、お店の外壁には「KURIHARA COFFEE ROASTERS」のペイントと、白と黒のスタイリッシュな吊り下げ看板が追加されました。
「COFFEE」の「O」の文字が栗のイラストにアレンジされているのがとっても可愛らしい!
以前は店内でドリンクをいただくことができましたが、今後は焙煎と販売専門に。
立ち飲みにはなりますが、テイクアウトしたコーヒーはお店のテラスでいただくこともできます。
「より真剣にコーヒーに向き合いたい」その思いを形に
KURIHARA COFFEE ROASTERSの特徴の一つが、ご夫婦それぞれ国際コーヒー鑑定士Qグレーダーの資格を保有していること。
店主の健さんは元トラックの運転士、奥さまの梨佐さんは元アパレル店員と、コーヒーとは関係のない異業種からの転身を遂げられています。
元々は独学でコーヒー焙煎を始めた健さんですが、どんどん自家焙煎コーヒーの魅力にのめりこみ、持前の職人気質や器用さから「かなり取得が難しい」と言う国際コーヒー鑑定士の資格まで取得されました。
奥さまの梨佐さんに至っては、もともとコーヒーが苦手だったとのこと。健さんの入れたフルーティーな浅煎りコーヒーのおいしさに感動し、健さん同様猛勉強の末、国際コーヒー鑑定士の資格を取得。
夫婦二人三脚で、地元さいたまでコーヒーの奥深さや魅力を広めたいと、お店をオープンしました。
オープン当時は「コーヒーを楽しめる空間を」と店内でフードと共にコーヒーの提供をしていましたが、評判が人を呼び団体利用も増えていったそう。
素早い提供、ケーキや軽食などのフード、長居できる空間、ゆったりできる空間など、いわゆる「カフェ」としてのスタイルと、コーヒーの魅力発信をするコーヒー豆販売店としてのスタイルに、少しずつギャップを感じてきたと言います。
一方、秋ヶ瀬公園や荒川サイクリングロードなど、サイクリングロードに近い場所にお店があることもあり、多くのサイクリスト達の憩いの場所にもなっている同店。
ある自転車利用のお客様がKURIHARA COFFEE ROASTERSに立ち寄ったことがきっかけでコーヒーの魅力にはまり、サイクリング休憩の一杯に限らず、コーヒー豆を買い求めてくれることもあり「これまでコーヒーに興味がなかった方に美味しさや面白さを伝えることができるのは、本当にうれしい」と栗原さんご夫婦は話します。
今後はコーヒーのある生活を提案できる新たな事業にも取り組みたい
店内席を無くし、新たな大型焙煎機も仲間入りして大きくリニューアルしたKURIHARA COFFEE ROASTERS。
今後は、現在行っているコーヒー豆のオンライン販売に加えてサブスクリプション型販売も行っていきたいとのことで「新しい焙煎機にも早く慣れなきゃ」と笑顔を見せる健さん。
オープン当時は夫婦二人三脚でしたが、現在は数名のスタッフさんも加わり一層コーヒー豆の焙煎・販売に力を入れています(現在もスタッフ募集中だそう!)。
「日々の暮らしにコーヒーは欠かせない」というコーヒー好きな方も「コーヒーは苦い飲み物」と苦手意識を持っている方も、KURIHARA COFFEE ROASTERSで「こんなコーヒーを飲んでみたい」と相談してみてはいかがでしょうか。
コーヒー豆のプロのお二人が、皆さんにぴったりなコーヒーを提案してくれるはずです!