染物屋時代の商標

住宅街に構える一見するとふつうのマンションの一階。ただふつうのマンションの一室と違うのは「まるて」と書かれたひらめく紺碧の暖簾。
店名の「まるて」は、かつて染物屋をしていた時代の商標で、ひらがなの「て」を○(まる)で囲ったものを使用していたところからの由来。
建築家がリノベーションしたという店内は剥がしただけの壁の風合いを活かした、改築というよりは解体というイメージ。
振り子の掛け時計がしっかりと心地よい時を刻みつつ、店内奥のかつての和室は畳がそのまま敷かれ面影を残します。厳選したこだわり器、雑貨販売、テラス席では愛犬とくつろぐことも。



複数駅からのアクセスOK

最寄駅はJR埼京線・武蔵野線「武蔵浦和駅」西口より徒歩12分です。JR武蔵野線「西浦和駅」徒歩13分、JR埼京線「中浦和駅」徒歩16分と複数駅からのアクセスができます。
周辺施設は鹿手袋の長屋ことPASSAGE(パサージュ)、ちょっと離れたところに鹿手袋さくら公園があります。車ではお店の建物の7番駐車場が利用できます。

気軽に「ふらっと」な
コミュニケーション

地域に新しい人が入ってきたとき、それまでいた人たちとの交流が難しい。ちょっと気軽に人が集まれたり、「ふらっと」寄ったりする場所として、ここがコミュニケーションを取れる場となったらという思いがカフェとなりました。
店舗奥の大きな食卓は幅広い世代に「ふらっと」なコミュニケーションを促す仲介役。若い世代と年輩の世代が同席し会話が生まれています。

こだわりのパニーニ

パニーニは具材のバリエーションを数種類用意。バリエーションはこだわりのコンビーフや鯖をサンドしたもの。
特別につくられたパニーニは、北海道十勝の前田農産の小麦粉をはじめ、全粒粉を入れた3種類の小麦粉を使用。
どんな方でも食べやすいようにという思いから柔らかいものに。食材は極力無添加なもの、オーガニックのもの、新鮮なお野菜というこだわり。
付け合わせに薬膳スープ、季節のお野菜のスープもおすすめ。メニューは身体に優しく、塩分控え目でどなたでも気軽に楽しんでいただけるように。

身体に優しいドリンク

無農薬のレモンを使用した自家製レモネードは定番ドリンク。皮をむいて沈められた車輪のようなレモンは清涼感を楽しめます。
他にも季節の自家製ドリンク(梅ジュース、甘酒)をその時々に用意。
鮮やかな青のグラデーションが際立つバタフライピーティーは、身体のことを考えてバタフライピー名産のタイから無農薬のものを仕入れています。レモンと蜂蜜入りのシロップがティーと合わさると紫色に変色、味の変化・見た目でも楽しめそうです。

のんびりした居心地と
時間を過ごせる空間

「器の大きい空間にしてほしい」というオーダーでリノベーションされたどこか見たような景観。マンションの一室の建物の内装は壁を剥がしただけ。
できるだけ中のものを見せることにより安心感を生み出し、住居であったということで感じさせる親近感。残されたかつての畳は板とは違った暖かみを靴の上から感じさせてくれます。
振り子の掛け時計からのカチカチという音がホッとさせ時間を感じつつ時間が忘れられる、人の流れ、歴史、時間が流れている、それがずっと続いているような感覚。
畳を靴で踏むという非日常ながら、日常をいつも過ごしている空間が、こんなにしあわせに満ちているということを「暖かさ」「柔らかみ」「時計の音」と五感で気付かせてくれます。
器の大きいとは、時間も若い人も年輩の方も「誰でも」受け入れられるというもの。忙しい方も、のんびりしたい方も、一人になりたい方も、仕事をする方も多様な属性を「気軽に」受け入れる空間です。
「気軽に「ふらっと」なコミュニケーション」そんなオーナーの思いがこもったまるてで、すてきカフェ時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

※本記事の情報は、公開時点のものであり内容の正確さを保証するものではありません。
最新の情報は取材先にお問い合せくださいますようお願いいたします。

この記事のすてきカフェ

まるて
Marute

ちょっと気軽に人が集まれたり、「ふらっと」寄れたりする場所。店舗奥の大きな食卓は幅広い世代に「ふらっと」なコミュニケーションを促す仲介役。若い世代と年輩の世代が同席し会話が生まれています。

  • 埼玉県さいたま市南区鹿手袋6丁目11-10 101号
  • 048-762-3977
  • 9:00~17:00
  • 火曜日・水曜日休

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