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【インタビュー】大宮公園の“安心・安全にこだわった”癒しカフェ「Blue Bird Cafe(ブルーバードカフェ)」(1)

 2020年1月8日
居心地の良い場所であるように

インタビューの目的は、カフェを運営される方へ原点回帰するきっかけとなりお店が末長く存続してほしいという思いと、これからカフェを開業したいという方への参考となれば幸いです。

埼玉県さいたま市大宮区の大いなる宮居、武蔵一宮氷川神社・大宮公園の森の付近に佇むBlue Bird Cafe(ブルーバードカフェ)は櫻庭オーナーが営まれています。自然無垢材の建物・自然の緑に囲まれてどのような思いでカフェ経営をされているのでしょうか。

カフェとギャラリースペースを併設した「Blue Bird Cafe」

店名の由来

── 店名の由来をお聞かせください。

「青い鳥」の絵本が好きでした。
幼い頃に見た誰が描いたかは定かではない青い鳥の絵本が印象的で、その絵が大好きでそこから名付けました。お店にいらっしゃる方が少しでも幸せに安らいでくれるような場になればと思い、ブルーバードとしました。

青い鳥の絵本からインスピレーションを受けた「ブルーバード」

コンセプト

── お店のコンセプトは何ですか?

コンセプトは「癒し(セラピー)」です。心も身体も癒されるには、体の内側と外側からアプローチする必要があると考えています。提供する食事はもちろん、空間など、さまざまな形でお客さまがくつろげるお店作りを心掛けています。

── なぜ「心も身体も」大切なのでしょうか?

両方のバランスが大切だと思います。人はごはんを食べないと生きていけないし、食事だけとっていてもそれだけでは幸せになれないし。どちらも満たされて「幸せ」と感じるのだと思います。綺麗ごとかもしれませんが、自分が幸せなら自然と周りにもそれが広がっていくのだと感じます。人のためを思うには、まず自分を大切にしないと始まらない。だから「皆さんにとって居心地の良い場所であるように」という思いを込めてお店作りをしています。

無農薬素材にこだわった安心・安全のランチメニュー「ハンバーグランチ」
ランチに添えられる野菜はおいしいはしあわせ自然食品の店「サン・スマイル」より

── そのような考えに至ったきっかけはなんでしょうか?

昔からですね。自然とそうなっていました。考え方はそう変わっていない。私がそうというよりは、私の周りの人がそういう考え方の人が多かったです。芸術は人の気を逆なでしたりしてしまうので、影響力をものすごく感じています。本当、大事にしたい。極力人が不快に思うような作品、音、写真、絵画などをみるよりは人が少しでも気持ちが落ち着くような作品を作っていきたいです。現代作品は凶暴なものが多いように感じます。奇をてらったセンセーショナルなものを狙っている。元々の芸術は神聖なもので、私はそこに魅力を感じています。

櫻庭オーナーが描く「気持ちが落ち着く」作品たち

店舗の立地の決め手

── 立地の決め手をお聞かせください。

氷川神社が大好きということと、森の隣というポイントが決め手でした。
緑は自分の中で欠かせない要素。自然があってはじめて人は生きられると思っています。

── 氷川神社になぜ惹かれたのでしょうか?

氷川神社は特別。人智を超えたものを感じます。以前、鷲宮神社で巫女の仕事をしていました。神社の神聖さを10代の頃から感じていました。見えないものの力の強さというか・・・・・・う~ん、うまく言えないんですけど(笑)人が立ち入る領域じゃないもの。そういうものを氷川神社には感じました。神社の神聖な空気感が好きです。日本は森羅万象全てが神。森、風に神が宿る考え方、この考え方が好きです。日本の神道の考え方が自身の中に根付いています。

特別な思いを感じる「武蔵一宮氷川神社」

思い出・思い入れのあるカフェ

── 思い出・思い入れのあるカフェをお聞かせください。

思い入れのあるお店・・・・・・沖縄のカフェ「花人逢(かじんほう)」さん(沖縄県国頭郡本部町山里)です。大切な友達と訪問しました。そこはいい、すごく。本当に楽しかったです。沖縄は別格。日本で一番沖縄が好きです。

── 花人逢さんの魅力をお聞かせください。

空気と景色がいいです。特別でなはいピザが美味しかったです。

── 他にオススメのカフェをお聞かせください。

神奈川の「かねよ食堂」さん(神奈川県横須賀市走水)がすごくいい!中にオーナーさんが飼っているワンちゃんがいるんです。

── かねよ食堂さんの魅力をお聞かせください。

開放的!私、開放感がないとダメなんです。閉鎖的なところがダメで・・・・・・自分のお店もキッチンに立ったときに外が見えるように開放感を感じられるようにしました。目の前が海、そんな立地で建てられるお店なんてそうそうない。港なので10m先に海!海に近いので、新鮮な丼物、しらす丼とか、マグロ?カツオ??お魚系の料理が充実していてオシャレです!普通にサーファーとかいて、良い加減な感じ(ラフさ)がいい。海沿いならでは。

── 埼玉のカフェもお願いします(笑)

神奈川はいっぱいあるんですけどね(笑)埼玉のカフェ・・・・・・さいたま市にある「takase」さん(埼玉県さいたま市緑区)、浦和にあったお店が移転して緑区に。もともとギャラリーをやっていてグッズを販売していました。すごいオシャレ。前のお店しか行ったことがないのですが、今新店にとても興味があります。

キッチンからの開放感を感じられるブルーバードカフェ

開業に至るきっかけ(マイストーリー)

── 開業に至るきっかけをお聞かせください。

きっかけ・・・・・・?
何だろう?
・・・・・・う~ん。
コーヒーが好きだったから・・・・・・?

── 何故コーヒーが好きでカフェをやろうとしたのでしょうか?

食育もやりたいことの一つでした。コーヒー好きからコーヒーの教室に通ってみたところむちゃくちゃ楽しくて。コーヒー教室に通う前はフィジカル(からだ)をよくするためにハーブの学校にも通っていました。ハーブの学校では自然に触れるということの大切さを学びました。ハーブを香り、見たりしていく過程の点と点を拾っていったら線になりました。人間は本来は自身で浄化(癒し)できるはず、昨今はそういったバランスが崩れているように感じます。自身を正す方法として私には芸術が必要なんです。また自身が創作活動をしていく上で、自分も他の人も作品を展示する場所が少ないと感じていたためカフェギャラリーとなりました。

── カフェをやる上で不安はありましたか?

お客さんが来てくださるのか、自分の実力、力量がニーズに応えられるほどのものがあるのか。お料理でも経営面でも応えられるのか。いつも考えています。

カフェをやるきっかけとなったコーヒーは一杯一杯丁寧にドリップ

理想のカフェ

── 理想のカフェをお教えください。

来た人が癒されて帰るというところが理想。料理なのか芸術なのか、ここを出たときに穏やかになったとか、来たときと出ていくときの気持ちが良い方向に変化していてほしいと思っています。

── 物理的なものとしては?

キッチンをもっと広くしたい。冷凍スペースをもっと増やしたい。自家製パンを出したい。誰か焼いてくれる人がいれば。コロンちゃん(愛犬)に静かになって欲しい(笑)やりたい企画はまだいっぱいあります!

平常はスタッフルームで待機する愛犬兼看板犬の「コロンちゃん」
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櫻庭 亜希子(さくらば あきこ)さん

埼玉県出身。カフェオーナー。多摩美術大学絵画科・版画科を卒業後、広告制作に携わり作品展を展開した後カフェを開業。若手作家の表現の場としたアトリエ、atelier Blue Bird(アトリエブルーバード)を兼ねるBlue Bird Cafe(ブルーバードカフェ)を運営。水彩や写真を中心とした作品の創作活動を行う。絵画教室主宰。

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INFORMATION
店舗情報

Blue Bird Cafe
店名 Blue Bird Cafe(ブルーバードカフェ)
TEL 080-5530-3894
住所 〒330-0805 埼玉県さいたま市大宮区寿能町1-16-11> MAP
交通手段 東武野田線(東武アーバンパークライン)「大宮公園駅」から徒歩4分
駐車場 1台(店舗隣接)、大宮公園パーキング(有料)> MAP
営業時間 11:30~18:00
定休日 木曜日、金曜日、日曜日、祝日
開業 2018年7月20日
ホームページ http://www.atelierbluebird.jp
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※本記事の情報は、取材時点のものであり内容の正確さを保証するものではありません。
最新の情報は取材先にお問い合せくださいますようお願いいたします。

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