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【インタビュー】白岡の“人と人とをつなげる”幸せを引き寄せる癒しカフェ「Cafe@Orangel(カフェオランジェル)」【前編】(1)

 2019年12月31日
幸せを引き寄せる癒しカフェ

インタビューの目的は、カフェを運営される方へ原点回帰するきっかけとなりお店が末長く存続してほしいという思いと、これからカフェを開業したいという方への参考となれば幸いです。

埼玉県白岡市の閑静な住宅地に佇むCafe@Orangel(カフェオランジェル)は川辺ご夫婦で営まれています。インタビュー前編は、Cafe@Orangel(カフェオランジェル)オーナーの川辺 雄一(かわべ ゆういち)さんにお話を伺いました。

店名の由来

── Cafe@Orangel(カフェオランジェル)の由来をお聞かせください。

「オランジェル」はオレンジと天使(エンジェル)を合わせた造語です。考案当時は日本唯一でした。コンセプトカラーは幸せのオレンジです。

コンセプト

── お店のコンセプトをお教えください。

幸せを引き寄せる癒しカフェです。

── 幸せとはどのように定義されていますか。

その人(お店に来てくれる人、関わってくれる人)がありのままでいられることを「幸せ」と定義しています。ありのままでいられるための、きっかけとなれる空間を提供したいです。その手段として「スペシャリティ珈琲とラッキーフード」をご用意しております。少しでも幸せとなっていただけるものを提供していきたいです。

店舗の立地の決め手

── なぜこの場所にお店を決めたのでしょうか。

1つ目の理由は、自宅からなるべく近い場所で開きたかったからです。集客力を抑えても。究極的には自宅で営業したかったんです。

── 集客力を抑えてもなぜ近場の条件を優先されたのでしょうか。

メイン業務に注力したかったために通勤条件は短くしたかったんです。白岡(埼玉県白岡市)の街は住宅地が閑静、お店がなかったため喜んでもらえると思いました。2つ目の理由は、提示した条件での店舗物件が出ないと言われていたんです。なぜかここだけ出てきたのでタイミングだと思いました。駅から徒歩圏内。近隣にアパートもありました。

メイン業務に注力でき、閑静な住宅地で喜んでもらえると思った店舗物件(JR宇都宮線白岡駅徒歩6分)

思い出・思い入れのあるカフェ

── 思い出・思い入れのあるカフェをお聞かせください。

開業前はスタバの個人的なものをやりたかったんです。開業当時はクウワさん(cafe couwa(カフェクウワ)(埼玉県久喜市菖蒲町))。近所の美容師さんに紹介いただきました。流れている空気感・居心地に癒しを感じられました。そこの空間に柔らかい空気を感じました。スタバも好きですけどね(笑)経営されている方の雰囲気が表れていてお客さんにもそれが伝わっているのを感じました。

自分のやりたいスタイルに近いものはリーバルカフェさん(ReeBAL Cafe (リーバル カフェ)(埼玉県さいたま市浦和区))。調べたら、たまたま施工業者さんが一緒だったんですよ。

── 現在の思い出・思い入れのあるカフェをお聞かせください。

今は、ELEPHANT FACTORY COFFEE(エレファントファクトリーコーヒー)さん(京都府京都市中京区備前島町)。今度もう1店舗営業するのであればこのようなお店にしたいです。徹底的に無駄を削ぎ落とし、残ったものを自信を持って提供している。ひとことで言うとシンプルイズベスト。自分を発見できる場所。哲学、本、音楽が好きな人が集まる。お客さんが自分を追求できるような場所。ジョンメイヤー「Born & Raise」の音楽をELEPHANT FACTORY COFFEE(エレファントファクトリーコーヒー)さんのマスターに共有いただきました。ジョンメイヤーは元々好きでした。村上春樹さんの「象工場のハッピーエンド」がモデル、コンセプトとのこと。店内には村上春樹さん好きがいそう。店内音楽はアコースティック、ジャズ。喫煙もできる。信念が貫かれているお店と感じました。現在はそんなお店をやりたいです。

もう一つはMOON FACTORY COFFEE(ムーン・ファクトリー・コーヒー)さん(東京都世田谷区三軒茶屋)。ELEPHANT FACTORY COFFEE(エレファントファクトリーコーヒー)さんの姉妹店として、ELEPHANT FACTORY COFFEE(エレファントファクトリーコーヒー)のオーナーさんの元会社の後輩(女性)がはじめたらしいです。現オーナーは変わっているかもしれません。月(ムーン)のネーミングに惹かれます。確立した信念に憧れる。喫煙可だが、煙の匂いは気にならなかったです。

開業に至るきっかけ(マイストーリー)

── カフェ開業に至るきっかけをお聞かせください。

2010年(10月25日)に開業しました。2000年頃、30歳を過ぎこのまま会社員を続けるのではなく、何かやりたいという思いがありました。常にノートにはアイデアを書き溜めていました。当時は横浜に在住していてちょうどスタバ(スターバックス コーヒー)が日本に入り始めていた頃。HMVで音楽を漁り、なぜか毎週カフェに通っていたんです。カフェが面白く、刺激を受けました。独立願望はなぜかありました。こういうお店(カフェ)をやるのもいいと思いました。パンも好きでベーカリーカフェもいいな、と。喫茶店もいいと思いました。が、喫茶店は今後どうかと思いました。スタバ(スターバックスコーヒー)のようなお店が個人でできたら面白いのでは?と思っており、独立する一つの業態としてはアリかと思っていました。独立したい旨の話は家内としていて、自分なりに色々検討していました。くつろぎに通っていたお店で、何か自然に情報を吸収していたように思われます。音楽とカフェを自然と求めていました。自身が接客が好きな訳でもなく、料理を提供する人になりたいとも思いませんでした。カフェとかお店を経営したいと思いました。家内と話して、役割分担をしようということになりました。

会社員時代は経営管理に携わっていたので、自身のやるお店では経営管理、商品開発といった分野で関わりたいと思いました。自分が好きなことで喜ばれるかなと。儲かるとかそういったことは考えていなかったです。メジャーでなくても自分が本当に心から良いと思ったものを共感してくれる人がいると信じていました。小部屋にこもって営業したい(集中したい)と思っていました(笑)でも、コーヒーは淹れたいと思いました。カウンター越しのお客さんとのやり取りはおもしろいと思いました。職場、自宅とも違う日常を離れた本当の自分になれる(非日常、カジュアルだけどちょっと日常とは違う)空間をカフェに求めていました。

── カフェをやろうとなって不安・期待はありましたか。

自営業、飲食店は初めてでしたがやっと好きなことができるという喜びが勝りました。なんとかなるかなという思いはありました。独立後は朝の起床もすっきりしました。思うように経営が回っていないと会社員時代とは違った焦りはありました。家内とは会社を20年勤めたらやめてもいいという約束があったんです。メンタル的にはなんとかなるといった精神がないと一歩を踏み出せなかったと思います。「なんとかなる」がないとね、最初の一歩は難しいと思うんです。慎重派の人は、踏み出せないのでは・・・わからないけどね(笑)発車する時は「なんとかなるさ」は必要。

── 開業後の思い出深いことをお聞かせください。

最初は2人で回らないだろうから、アルバイトさんを雇いました。経営側としての立場を貫きたかったのですが、慣れるまではお店にいました。そして、離れるタイミングを失いました。結果、家内と居続けることに。売り上げ目標にこだわりすぎ、楽しさを見失ってしまいました。だけど、お客さんに恵まれた。深い(いい)関係性を結べました。私が堅物な表情でお店にいてとっつきにくいより、家内の人柄のおかげかな(笑)

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川辺 雄一(かわべ ゆういち)さん

1967年3月生まれ、埼玉県桶川市出身。埼玉県白岡市在住。1989年埼玉大学経済学部卒業、株式会社永谷園入社。経営企画、財務管理、生産管理、新製品開発プロジェクト、顧客満足プロジェクト等に携わる。職場でも家庭でもない、本当の自分に還れる癒やしの時空間を創りたいという強い思いから、2010年、埼玉県白岡市にカフェオランジェルを開業。
その間、癒やしのスキルを身につけるという目的で、レイキヒーラー、心理カウンセラー、自己啓発マスター、コーヒーコーディネーターの資格を取得。現在は、カフェの実務運営は店長に委任し、根幹のマネジメントを担当。
飲んだ人を幸せに導くヒーリングエネルギーと真心を込めてお客様に合わせた珈琲を淹れている。

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INFORMATION
店舗情報

店名 Cafe@Orangel(カフェオランジェル)
TEL 0480-48-7358
住所 〒349-0217 埼玉県白岡市小久喜1339−6> MAP
交通手段 JR宇都宮線「白岡駅」東口から徒歩6分
駐車場 5台
営業時間 10:00~18:00(L.O.17:30)
定休日 水曜日、第1、3木曜日
開業 2010年10月25日
ホームページ http://cafe-orangel.com
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※本記事の情報は、取材時点のものであり内容の正確さを保証するものではありません。
最新の情報は取材先にお問い合せくださいますようお願いいたします。

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  1. By たまカフェ運営者

    Cafe@Orangel 様
    たまカフェ運営です。
    コメント・ご紹介ありがとうございます。
    引き続きよろしくお願いいたします。

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