開業に至るきっかけ
(マイストーリー)
── カフェ開業に至るきっかけをお聞かせください。
父が20年前から作り続けていたカレーをいつか世の中に出したいという想いと、農家に転身したのでその野菜を使ってカフェができるのではないかということ、主人が怪我の後遺症で外で働けなくなったこと、自分の飲食店での経験を生かせるということ、その全てが合わさり、カフェ開業に至りました。
── カフェを開業する際に不安や期待はありましたか。
今思えば、不安はありませんでした。自分の好きなもの、好きな空間、接客も好きで自信の持っているものしかやっていないので。
本当にお客さまが来てくれるかという不安はありましたが、しっかりやっていればお客さまはついてくれると思っています。
期待することは、皆さんに必要としてもらえたら嬉しいです。熊谷のカフェは横の繋がりが強いように感じます。お店がお店を紹介してくれる。そうやって熊谷を盛り上げるところが楽しい。
野望はないです(笑)2号店を作りたいというわけではなく、お店を好きになってくれる人が増えてくれると嬉しい。通常の会社勤務に比べるとストレスがない。普段もストレスなく働けるスタイルが気に入っています。
── 前職(一凛珈琲)を知ったきっかけは何でしょうか。
家から近かったから(笑)今までずっと飲食系で働いていました。自転車で通えて行ってみたらよかったためです。
── オープン当初の様子はどうでしたか。
宣伝をしなかったんです。近所の人だけにレセプションパーティを開催しました。
本当にご近所の方に支えられている感が強いです。他のお店同士のお客さまが行き来している中にうちのお店も入れてもらえていると感じています。
遠方の方も結構来てくださる。満席になるわけではないのですが、お客さんは増えてきています。おすすめされて来ましたという方が増えています。
理想のカフェ
── 理想のカフェをお聞かせください。
気取らずくつろげる空間・美味しいものを食べられる場所です。
── 今ここは理想の場所となっていますか。
お客さまにはそう言っていただけているので、実感としてはなれていると思いたいです(笑)おしゃれなお店とかは好きだけど、自分たちでやりすぎて客観的にどうなのか心配になります。
お客さまとの交流について
── 気を使われている点をお聞かせください。
近づきやすい雰囲気でいたいと思っています。地域密着をあげているので気軽に話せる雰囲気作りを心掛けています。
お客さまによって話したい方とそうでない方を自身の経験の中からどちらを求めているかを見極めています。
── どのような方が来られますか。
近所の方。頻繁に来てくださるのは年配の方。長年この地域に住んでいる方で、こういったお店がないので来てくれます。
飲み屋も多いので、そこのお店のマスターやママさんが来てくれたりもします。
ご自身の性格
── ご自身の性格をお聞かせください。
大雑把で能天気。主人は真面目で神経質・・・いやいや、丁寧(笑)